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Kotringo
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みぎてのうた
Lyricist:こうの史代・片渕須直 Composer:コトリンゴ
眞冬と云ふのに なまあたゝかい 風が吹いてゐて
時をり海の匂ひも 運んで来て
道では何かの破片が きらきら笑ふ
貴方の背を撫づる 太陽のてのひら
貴方を抱く 海苔の宵闇
すゞめのおしやべりを 聞きそびれ
たんぽゝの 綿毛も 浴びそびれ
雲間のつくる 日だまりに 入(い)りそびれ
隣りに眠る人の夢の 中すら知りそびれ
毎日の道すらすべては 踏みそびれ Find more lyrics at ※ Mojim.com
すごい速さで 記憶となって ゆくきらめく日々を
貴方は どうする事も出来ないで
貴方などこの世界の 切れつ端に すぎないのだから
貴方など懐かしい 切れぎれの誰かや何かの 寄せ集めにすぎないのだから
だから いつでも 用意さるゝ 貴方の居場所
どこにでも宿る愛 どこにでも宿る愛
変はりゆくこの世界の あちこちに宿る 切れきれの愛
ほらご覧
いま其れも 貴方の 一部になる
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